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● 日経トレンディ7月号 疲れない 太らない技術

日経トレンディ

 

2017年7月号の日経トレンディは、

「自宅でライザップ」という付録がついています。かなり魅力的 ハート

 

今回、48-51ページの「セルフメディケーション」に取材協力しました。

内容は、「解熱・鎮痛薬、かぜ薬、胃薬、目薬、セルフメディケーション税制」です。

 

目新しいのは、遠忘(オンジ)が入った、物忘れ改善薬き

 

キオグッド(ロート製薬)と、オンジ(クラシエ)※。

薬店でボリューム陳列を見ましたが、すごく目を引きます。

秋には、記憶力を維持する「イチョウ葉入りガム」がロッテから出るそうです。もの忘れ市場、活性化!なのかしら。

 

※ オンジ(クラシエ)は、2017年7月から、アレデル顆粒という製品名で新発売予定。

 

追記:オンジが配合された漢方薬では、加味帰脾湯が知られています。

| ☆市販薬について☆ | 23:27 | comments(0) | - |
● 虫よけ吊るすタイプ 効果が十分とは言えない 消費者庁、再発防止命令へ
虫よけ 吊るすタイプ

2015年1月19日 東京新聞夕刊によれば、
「虫を寄せ付けないとうたった空間用虫よけ剤の表示には根拠がなく、
景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、
消費者庁が販売四社に、再発防止などを求める措置命令を出す方針を固めた」とのことです。

措置命令の対象となったのは、以下の製品。
「虫コナーズ」大日本除虫菊(大阪市)
「虫よけバリア」フマキラー(東京)

「バポナ 虫よけネットW」アース製薬(東京)
「ウナコーワ虫よけ当番」興和(名古屋市)

玄関やベランダにつり下げたり置いたりして使い、ハエや蚊が嫌う忌避剤が徐々に蒸発する仕組みで
「置くだけ簡単虫よけ」「害虫をよせつけない」などと宣伝しています。

消費者庁は、
風通しの良い生活空間では薬剤成分が空気中にとどまりにくいため、
効果が十分とは言えず、表示の根拠とは認められないと判断したようです。

考えてみれば、風通しの良い場所で薬剤が十分とどまらないというのは、
当たり前のことですね。

・・・そんなに目くじら立てるような表示でしょうか。kyuあせ


私は、ウナコーワ虫よけ当番をベランダに近い室内に吊るしています。
(デザインが好きです。)

この措置命令によって、表示を変えなければならなくなるとしたら、
それに割く労力と時間がもったいないと感じました。

話はそれますが、個人的には、
風通しの良い場所でも効果を発揮しつづける強力な虫よけは、
ペットを飼っている身としては使いたくないので、
既存品より強い虫よけ吊るすタイプは欲しくないです。kyu

JUGEMテーマ:健康
| ☆市販薬について☆ | 23:16 | comments(0) | - |
あのリポビタンDが 限定クリスマスボトルに!!
リポビタンD クリスマスボトル

あのリポビタンDが、かわいいクリスマスデザインになりました。

これは、クリスマス限定デザインボトルで非売品です。

本日、恵比寿、新宿、渋谷の3か所で無料配布(サンプリング)が行われたようです。

ふと、昨日の、
「東京駅の100周年記念スイカ販売中止で大混乱、年明けに希望者全員に販売という結論に」
というニュースを思い出しましたが、

リポDのサンプリングは、ぶじに終わったのでしょうか。

リポビタンD クリスマスボトル

非売品の限定デザインボトルは、20代の女性社員がデザインしたそうです。

カラフルなガラス瓶で、中身はおなじみのリポビタンDです。

これは、本当にかわいい〜。
プレゼントしてもされても、気分がアガりそうです。

リポビタンD クリスマスボトル
ボトルの裏は、こんな感じ。
来年は出てくるのでしょうか?


今日、たまたまお客様にこんなことを言われました。
「こういうのは、信じてのんだほうが効くのよね?」

私は「そうです、信じてのんだほうが効きますき」とお答えしました。

冗談抜きで、あったかい気持ちで元気になるぞ!と信じてのむほうが
効き目も気分もアガります。

おりしも、昨日のニュースでは、

インドの駅のホームで感電し気を失ったお猿を、
仲間のお猿が懸命に噛みつき、側溝の水の中に突き飛ばし、
少々手荒すぎるくらいに助ける様子が、朝も夜も放映されていました。

「猿でもあんなに仲間を気遣っているのに、人間はもっと優しくならねば」
と、キャスターが神妙な面持ちでコメントしていたのが印象的でした。

寒い毎日です。
周りの人に優しいあったかい気持ちを持って過ごしたいですね。

メリークリスマス!ハート
| ☆市販薬について☆ | 22:00 | comments(0) | - |
●たっぷり容量20mL 「ロートゴールド40」

「あのお医者さんは、目薬をたくさん出し過ぎ!
 まじめに診る気がないのよ」

 この方は、目薬は最低限の本数を処方してもらい、
 こまめに診てほしい患者さんです。一方、

「目薬もっと欲しかったのに〜、
 1本しか出してもらえなかった。
 なかなか受診する時間がないのに!」

 という方もいます。
 この方は、目薬の本数を多めに処方してもらって、
 受診間隔をあけたい患者さん。多忙な方です。

 このように、
 目薬ひとつとっても患者さんの要望はさまざまです。


 市販の目薬は、眼科で処方してもらう目薬より
 容量が大きくなっています。

 処方薬の目薬は、5mLの容量が主流。
 たまに、2.5mLやその他もあります。

 一方、市販の目薬は、15mL前後が主流です。

 言ってみれば、市販の目薬は、
 眼科で処方してもらう目薬の3倍の容量です。


■ 最大容量20mL「ロートゴールド40」

ロートゴールド40

 ロートゴールド40は、中高年向け目薬です。

 40は、40代という意味ですが、
 私はどんぴしゃりの年代です。

 以前、
 中高年向け目薬の製品名に「40」をつけるのは、
 使用年齢を限定している印象を与えるので

 医薬品としてふさわしくないと言われましたが、
 今ではすっかり定着しています。

 個人的には、このくらいの表現は
 差し支えないと思っております。

 大人のチョコレートとか、
 大人の炭酸とか、そういうイメージで、
 選びやすくてよろしいのではないでしょうか。

 食品と一緒にするな!と怒らないでくださいね〜。

 ロートゴールド40は、20mL。(2011年6月16日発売)
 眼科で処方してもらう目薬の4本分の容量です※。

 ※ 20mLは、一般用眼科用薬承認基準の最大容量

 しかも、
 6つの有効成分が、市販薬として最大濃度配合。

 効き目感のある
 ゴールドのパッケージ。


 ●角膜に多く含まれるアミノ酸、タウリン 1%
 ●ピント調節作用のある、ネオスチグミン 0.005% 

 ●血行を促進する、ビタミンE 0.05%
 ●新陳代謝を高める、ビタミンB6 0.1%

 ●目の細胞呼吸を高める、L-アスパラギン酸カリウム 1%
 ●かゆみや充血などをしずめる抗ヒスタミン成分
 クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03%

 ボトル1本 20mLの容量も最大なら、
 6種の成分すべてが、市販薬として最大濃度です。

 緑内障などの持病のない疲れ目の方には、
 お奨めしやすい製品です。

 (なお、成分濃度が最大というのは、
  他の製品にもよくあることです。)

 開封後は、30度以下の室温で保存。

 まつ毛がふれるなど細菌汚染されないように気をつければ、
 開封後2〜3カ月使えます。

 その後は、中身が余っていても捨てていただきます。


 ある日、
 疲れ目の男性にオススメの目薬を聞かれました。

 「ロートゴールド40は量もたっぷり・・・」と
 紹介しはじめたところ

 「いやいや、多すぎる。
 たくさん余らせて捨てるのがイヤだ」
 ときっぱり断られました。

 結果、次におススメした
 2倍のお値段の目薬を買って行かれました。

 いや、世の中、いろんなニーズがありますね〜。
 (^_^;)

 「たくさん余らせて捨てるのがイヤ」という理由で
 振られたのは初めてでした。

 年配の男性でしたから、
 日本人の「もったいない精神」が働いたのかも。

ロートゴールド40
| ☆市販薬について☆ | 08:19 | comments(0) | - |
● レディガードコーワが指定第2類に


 2012年3月23日、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会は23日、第1類医薬品5件のリスク区分について審議し、女性用頻尿等改善薬のフラボキサート(内服)を指定第2類へ引き下げることを決めました。

 市販薬(一般用医薬品)の「第1類」とは、初めて市販される成分や、
薬剤師による使用上の注意が必須な成分をさします。

 新発売されてから何年か(多くは4年)がたつと、
リスク区分の再検討がなされ、第1類から第2類にリスクを下げるか、
第1類のままに据え置くかが決まります。

 フラボキサート(製品名:レディガードコーワ)は、市販薬としては初の女性の頻尿・残尿感を効能・効果とする抗コリン成分です。

 市販後調査で副作用は少なかったが、男性や妊婦には禁忌になっていたことから、通常の第2類より販売時に注意を要する指定第2類としました。

 一方、引き続き第1類となるのは、4件。

● 肝斑改善薬のトラネキサム酸配合剤(内服)→ トランシーノ(第一三共)
● 禁煙補助剤のニコチン(貼付剤) → 貼るタイプの禁煙補助剤
● 膣カンジダ治療薬のミコナゾール(膣錠)→ メディトリート(大正製薬)
● 殺虫剤のジクロルボス(樹脂蒸散剤)―バポナ殺虫プレートなど(アース製薬)。

 このうちトランシーノは、漫然と長期使用した場合の塞栓症の懸念が否定できない(血栓傾向のある人は血栓を安定化させることがある)ため、薬剤師が必ず関与する第1類薬のままに。
 ※血栓傾向がない人にとっては、トラネキサム酸は比較的、副作用の少ないおだやかな成分。

 ニコチンは、そもそも毒物であるため注意が必要で、副作用の発現頻度の高さ、徐々に投与量を減らしていくなど使用法も単純ではないため、第1類のままに。

 ミコナゾールは、膣カンジダ再発の薬なので、第1類のままに。

 ジクロルボスは、劇薬からは除外されることが決まったが、家畜への危険性など長期的な影響の観点から第1類のままに。

 ということで、今回は、レディガードコーワだけが、「1類」から「指定2類」へ変わるのです。

1類のガラスケースに置かれている、レディガードコーワを横目で見るたび、
「あっち(売り場)にバイバイだね・・・」とさみしく思う私です。



※ 平成24年8月19日〜25年8月18日までが経過措置

| ☆市販薬について☆ | 23:01 | comments(0) | - |
● 日経ヘルスと日経WOMANの別冊付録「OTC医薬品ガイド」
 日経ヘルスと日経WOMANの別冊付録「OTC医薬品ガイド」を監修しました。どちらも12月号で、付録の内容は同じです。ぜひご覧くださいませ。

日経 Health (ヘルス) 2010年 12月号 表紙:真木よう子

日経 Health (ヘルス) 2010年 12月号

日経 WOMAN (ウーマン) 2010年 12月号 表紙:松嶋菜々子

日経 WOMAN (ウーマン) 2010年 12月号
| ☆市販薬について☆ | 22:11 | comments(0) | - |
● 登録販売者試験対策(第2版)新井 佑朋‐新発売のお知らせ
 拙著、「登録販売者試験対策 必修ポイント450(第2版)」が発売されました。改訂の大きなポイントは、実際の過去問を参考にした○×問題を多く取りあげたことです。
登録販売者試験対策 必修ポイント450(第2版)新井佑朋登録販売者試験対策 必修ポイント450(第2版)新井佑朋

ご購入はコチラカラ→ 登録販売者試験対策必修ポイント450 第2版登録販売者試験対策必修ポイント450 第2版

正誤表のご案内
本書に以下の誤りがありました。ここに深くお詫び申し上げます。
・48ページ 設問7  正:通常用いる  誤:通常使用しない
・377ページ 設問37  正:×      誤:○

 本書のおもな特徴は、
● イラストつきでおもいっきり具体的!
→ 試験ガイドラインを心から理解できるよう、わかりやすく実践知識を盛り込んでいます

● かんたんな説明だから記憶に残る!
→ 今まで医薬品の勉強をしたことがない人を想定し、とにかく記憶に残るように心がけました

● とにかくルビ(ふりがな)が多い!
→ 本書では、専門用語はもちろん、そのほかの漢字にもなるべく多くのふりがなをふりました。

 本書の構成は、私が学生時代から一番使いやすいと思っている微生物学のテキストを参考にしています。内容をかんたんにしたのは、登録販売者になろうとする方や、ライターさん、文系の製薬会社営業マンの方などがわからないことをふまえたためです。「心に残る内容」を心がけました。

■ 本書の使い方

 登録販売者試験を受けようとする皆さんは、日々の店頭業務があります。品出しや発注、レジはもちろんのこと、お客様から受ける相談はいろいろで心身ともに疲れるでしょう。

 私の勤務先で1回で登録販売者試験にサクッと受かった人は、休憩時間や通勤時間もテキストを読んでいました。

 1)本文は、疲れていても良いから、毎日少しでも読む
 (頭に入っていないと不安にならずに、少しは入っています)

 2)○×問題は、最低3回やる。とくに間違ったところは、さらに繰り返しやる
 (間違ったところに印をつけられるようにしてあります)

登録販売者試験対策必修ポイント450第2版 新井佑朋

登録販売者試験対策必修ポイント450第2版 新井佑朋

 問題を繰り返しやる。できなかったところをつぶしていくのはテストの王道のやり方です。薬剤師国家試験でもこれをやらなかった人は落ちていました。やれば必ず受かります。本書が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

ご購入はコチラカラ→ 登録販売者試験対策必修ポイント450 第2版登録販売者試験対策必修ポイント450 第2版

● 本書に関するご意見、ご質問はこちらへ
yuho2_arai【アットマークにしてください】yahoo.co.jp
| ☆市販薬について☆ | 06:14 | comments(0) | - |
● OTC医薬品、第1類販売、薬事法改正後初のプラス
 2009年6月の薬事法改正後、第1類医薬品は、お客様が直接手に取れる場所に陳列できなくなったため、薬剤師が積極的に紹介しない限り売れにくくなりました。もちろん、お客様からの指名買いが多い製品もあります。

 私が通りすがった大手のドラッグストアでは、第1類医薬品は、空き箱を使って通常のコーナーに陳列したり、陳列棚に鍵のかかる透明ケースを設置して陳列していました。

 OTC薬のリスク分類について知っているかどうか聞いてみると、私の接客した範囲では、知らない人が多い印象です。あるいは、リスク分類について知ってはいるが、第1類医薬品を副作用の怖い薬と思っている人もおられます。

 私は「テレビで効き目が強くて副作用が怖い薬、というような説明をしていましたね。たしかに今までの市販薬よりは効き目がはっきりしている薬が多いのですが、例えば、長年処方せん薬として使われてきて、お医者さんの薬としてはお子様からご高齢の方までおなじみのお薬であっても、市販薬として初めてのお薬ということで、第1類医薬品になることも多いのです」などと説明しています。

「OTC医薬品、なお遠い回復 第1類販売、法改正後初のプラス」産経新聞イザブログ2010年8月19日付より引用
業界団体である日本OTC医薬品協会と民間調査会社のインテージが調査した。第1類医薬品の6月の販売額は、前年同月比1.8%増となった。


 2009年6月に同17.5%減と急減してから2010年5月まで12カ月連続で前年実績を下回っていたが、やっとプラスに転じた。ただ協会は「昨年は改正薬事法が施行され、販売が大幅に低下していたためで、単純に回復基調とは断定できない」と慎重な姿勢を崩さない。

OTC医薬品、なお遠い回復 第1類販売、法改正後初のプラス‐産経新聞イザブログより
| ☆市販薬について☆ | 11:32 | comments(0) | - |
● 一般用医薬品販売について追記
 自分の記事(9月25日分)をなんとなく読み返してみる。客観的に見て、医薬専門家に反論されそうな個所が散見される。重篤な副作用経験のある生活者からの異論もあるかもしれない。それから文章も若干わかりにくい。

 しかし、私が言いたいのは、一般用医薬品の販売方法は3つの柱‐「対面販売」「電話相談販売」「ネットおよび通信販売」が容認されて当然!ということである。

 「ネットは、安全性情報の発信が不十分」「店舗だって店員からまったく説明を受けずに簡単に薬が買えた。店舗こそ情報提供が不十分」といった互いの揚げ足取りは(たとえそれが事実であっても)、非建設的。何か不祥事が起こった時の自民党と民主党の叩き合いのように、時間の浪費である。

 私は、一般用医薬品販売において「3つの販売方法がある」という大前提の上で、医薬専門家は安全性情報を発信しつづけ、一般の生活者が正しい医薬品知識を獲得し、セルフメディケーションが推進されていくのが、正しい姿であると考える。
| ☆市販薬について☆ | 21:29 | comments(0) | - |
● 国民の声をあげてみた。一般用医薬品販売について
民主党が、国民の声を広く集め、行政刷新会議にかけてくれるという。
政治ぼんやりさんの私だが、めずらしく国民の声をあげてみた。

2009年の改正薬事法から、ずっとおかしいと思っていたこと、どうしても提案せずにはいられないことを下記HPを通じて送った
↓このタイトルも、すごくいい。
● おかしなルールの見直し(国の規制・制度の改革) 募集要項
「おかしなルールの見直し」である。
そのまんまの表現で、非常にわかりやすい。

(2010年10月14日12:00まで締め切り必着)
http://www.cao.go.jp/sasshin/kokumin_koe/kisei-seido.html

さて、私が提案した内容は、以下の通りである。
投稿には文字数の制限があり、私の文才もいまいちだが、青字で補足するので許してほしい。
----------------------------------------------------------

私は、○○を経て、○○にパート勤務する薬剤師の○○○○と申します。

私自身のメーカー、小売業、生活者の3つの実体験に基づき、「おかしい規制」の撤廃を求めます。次の(1)〜(3)です。

(1)店舗販売業の電話相談による販売を、「現行の第3類医薬品のみ」から、「第2類医薬品」まで認めてほしい

(2)インターネット販売や通信販売についても「現行の第3類医薬品のみ」から、「第2類医薬品」まで認めてほしい

(3)処方せん医薬品以外の医薬品について、「現行の薬局にしか卸せない」から「店舗販売業」にも卸せるようにしてほしい

(1)〜(3)提案理由
(1)現行制度(2009年6月1日に施行)では、電話で懇切丁寧に相談に応じても、医薬品の虫除け、かぜ薬、咳止め、漢方薬、胃腸薬、生薬入りの栄養ドリンク、生薬入りの滋養強壮薬、シップ薬、かゆみどめ、みずむし薬、妊娠検査薬など、いわば一般用医薬品の主薬効群を宅配できない。毎日、10〜30分以上かけて健康相談を受けた上で、対面と同等の知識と労力を用いて対応している店舗が、第2類医薬品を宅配できなくなったのはおかしい。現在経過措置として23年5月31日まで条件付きで許可されているが、規制の完全撤廃を求む。

(2)欲しい医薬品が近所で購入できない場合、ネットで探すというのは今後主流となる正当な購買手段のひとつ。こちらも第2類医薬品まで認めるべき。実存店舗かどうかやネット販売に適合するかどうかなど承認要件は定めるべき。(販売数量の制限はするべきかもしれないが、企業の社員用など正当な大量注文の扱いは要検討)また、胃腸薬などの伝統薬メーカーが通販を規制され、数百年〜1000年を超える伝統薬が製造中止に追い込まれたり、販売数が低迷するなど、現在も苦戦中。日本の歴史ある伝統薬に対する影響が、想定外だったのではないか。多様な一般用医薬品販売の実態を、把握しないままに規制を検討したのではないか。

(3)処方せん医薬品以外の医薬品は、薬剤師による販売が情報提供などの条件付きで可能であったが、2009年6月1日より、薬局のみとなった。薬店にも許可すべき。これにともないメーカーが一部処方せん医薬品以外の医薬品を一般用医薬品へ変更した※のは、制度がおかしい証拠である。

 規制を検討する際に、委員に招くか意見を請うべき各方面の実務者が招かれていなかった(結果的に委員の視野あるいは検討範囲に偏りがあった)ため「おかしな規制」になったと思われる。
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※補足:2009年6月改正薬事法前は、医療用医薬品の一部(処方せん医薬品以外の医薬品)について、例えば、目薬のソフトサンティア、ステロイドの軟膏、漢方薬などは、薬剤師のカウンセリングによって対面販売できた。しかし、改正薬事法施行後は、薬局にしか卸せなくなった。メーカーは薬店にも取り扱えるよう一部商品の区分を市販薬に変えたが、まだまだ不十分。

注:薬局=処方せん医薬品、処方せん以外の医薬品、市販薬を扱える
  薬店=市販薬のみ。(以前は、処方せん以外の医薬品までOK)

● 郵便等販売の規制:第1類、第2類は不可

客「山奥でヤブ蚊がひどいから、医薬品の虫除けを宅配して」
→第2類医薬品なので送れません。

客「疲れがとれるような、元気が出る○○の滋養強壮薬を送って」
→第2類医薬品なので送れません。

客「下痢で病院に行きたいけど、そそうが怖くていけないの。正露丸送って」
→第2類医薬品なので送れません。
客「じゃあ、介護用の大人用おむつを送って。それでいいわ」

客「かゆみどめのAじゃあまり効かないからBを送って」
→Aは第3類なので送れますが、Bは第2類なので送れません。

客「葛根湯のんで3日目だけど、他の漢方にかえたいので送って」
→漢方薬はすべて第2類医薬品なので送れません。

● 伝統薬ジレンマ
伝統薬を第2類医薬品に分類したために、通販、ネット、電話注文ができなくなった。製造中止に追い込まれたメーカーもいる。数百年から1000年を超える日本の民間薬は、歴史的な価値もあり、長年愛されて来た実績がある。

● 買いたい薬が近所になく、インターネットなら見つかる場合もある。買いに行く時間が無い人も多い。


 自分の健康は自分で守るセルフメディケーションを推進するんじゃないの?むしろ、規制によって薬が買いづらくなった。
取り扱い店を探す労力、そしてやっと見つけた時、特になんのカウンセリングもされずに徒労感〜なんていうのは良くある。

 現在、経過措置として2年間は、離島やへき地のみ認めるって?
歩くのが大変なお年寄りは認めないの?薬局・薬店が近所にない人は?
フルタイム勤務で薬屋になかなか行けない人は?買い物するにも時間がない人は、苦労するんだ。

私のひとりツッコミ。「薬は、食べ物と違うんだよ!」
「そんなの、わかってるよ!でも買えるものは近所で、相談したい店が遠かったら電話で、欲しいものがネットにあったらネットで買う。選択肢は奪わないでほしいよ。」

私は一消費者としても、ネットで欲しい薬が買えないのはすごく不便です。
いつになったら変わるのやら。
| ☆市販薬について☆ | 06:30 | comments(0) | - |
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