● おすすめの一品「ストナ去たんカプセル」

  • 2008.01.25 Friday
  • 03:06
市販のかぜ薬やセキ止めは、さまざまな成分の配合剤です。

ほとんど必ずと言っていいほど、抗ヒスタミン薬と、リン酸ジヒドロコデイン・リン酸コデインなどのセキ止め成分が入っています。

(日本薬局方の改正によって、英名にあわせて、コデインリン酸塩と言わないといけないのですが、どうも慣れません。)

抗ヒスタミン薬やリン酸ジヒドロコデインなどのセキ止めは、水っぱながたくさん出るかぜや鼻炎の初期には良いのですが、中期以降の粘り気のある鼻水や痰にはあまり向きません。

特に小児の粘りけのある鼻水や痰のからむ咳には、抗ヒスタミン薬とセキ止めよりも、去痰薬と気管支拡張成分のほうが良いというお医者さんもいます。

実際自分で飲んでみても、粘り気のある鼻水や痰がある時は、抗ヒスタミン薬は飲まずに、去痰薬だけ飲むほうがずっと鼻とのどがラクです。

さらに冬場は空気が乾燥しています。粘り気のある鼻水や痰がある時に、寝る前に抗ヒスタミン薬を飲んだ日には、カラカラ感が増してかえって苦しいものです。

大衆薬でも、シンプルな処方のセキ止めはあります。2種の去痰成分を配合した、ストナ去たんカプセル(佐藤製薬)。

ストナ去たんカプセル 36CP

ストナ去たんカプセルは、8歳から飲めます。これは、医療用医薬品でいえば、ムコダインとビソルボン。成分名でいえば、カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩です。

このシンプルさ。こういう大衆薬はもっとあってもいいと思います。

かぜの治りかけで熱はなくなったけど、少量の粘り気のある鼻水や痰がのこった人。朝のどに痰がからむ人、痰がからんで話しづらい時などにおすすめです。

「ストナ去たんカプセル」は、どちらかといえば粘っこい痰に向いています。水っぱなや水っぽい痰が多く出るときには向きません。
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