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各章末に過去問(50問)、別冊に1問1答を(700問)入れました。
問題数は、なんと、750問以上。
あなたの合格に役立てばうれしいです。
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章末に過去問、別冊付録に問題をたくさん入れました。
合格につながりましたら幸いです。
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この中で、マトリックスを作成しました。
マトリックスのページは、解熱鎮痛薬では、下記のような感じです。
私は2004年の10月に、
OTCの解熱鎮痛薬を初めて「催眠鎮静成分 配合あり・なし」に分類しました。
その頃、解熱鎮痛薬は、主成分の違いのみで分類されており、
「車の運転や機械の操作に注意が必要」である眠くなる成分のあり・なしでは、
なぜか分類されていませんでした。
私は、個人的には、催眠鎮静成分アリのほうが好きでしたので、
なぜ分類がないんだろう?と思い、
2004年から分類し、メールマガジン等で発表し始めました。
従来からずっと生理痛に使う鎮痛薬は、催眠鎮静成分アリのものが主流でしたが、
(生理中のイライラやつらい気持ちをやわらげ、鎮痛効果を高めてくれるから)
バファリンルナが、生理痛イメージで有名な鎮痛薬としては、
催眠鎮静成分を含まない製品へ、初めて方向転換しました。
2012年3月14日からは、眠くなる成分を含まない「バファリンルナi」として
新発売されたことが、私にはとても印象に残っています。
TVCMで定番の生理痛イメージの鎮痛薬の中で、(もともと催眠鎮静成分を含まない製品以外で)
眠くなる成分を含まない処方変更へ、初めて舵を切ったのが「バファリンルナi」でした。
市販薬を売る立場からすると「特定の成分の配合がない」という特徴を持ち、
お客様に奨める際の選択肢としやすく、英断だと思いました。
近年、「○○の成分は入っていません」という
引き算アピールの製品、増えていますね。
JUGEMテーマ:健康
登録販売者をめざすみなさま、
ぜひお手に取ってください。
どうぞよろしくお願いいたします
2017年7月号の日経トレンディは、
「自宅でライザップ」という付録がついています。かなり魅力的
今回、48-51ページの「セルフメディケーション」に取材協力しました。
内容は、「解熱・鎮痛薬、かぜ薬、胃薬、目薬、セルフメディケーション税制」です。
目新しいのは、遠忘(オンジ)が入った、物忘れ改善薬
キオグッド(ロート製薬)と、オンジ(クラシエ)※。
薬店でボリューム陳列を見ましたが、すごく目を引きます。
秋には、記憶力を維持する「イチョウ葉入りガム」がロッテから出るそうです。もの忘れ市場、活性化!なのかしら。
※ オンジ(クラシエ)は、2017年7月から、アレデル顆粒という製品名で新発売予定。
追記:オンジが配合された漢方薬では、加味帰脾湯が知られています。
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包装フィルムの脇に、泥のような汚れが!と思ったら、
ゴールドのしずくを表現したデザインらしいです。
メタルスライムケースに目薬を入れてみました。
わぁ。テンション上がります~。
ロート製薬さんだから、ロトにかけてるのかしら。
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この方は、目薬は最低限の本数を処方してもらい、
こまめに診てほしい患者さんです。一方、
「目薬もっと欲しかったのに〜、
1本しか出してもらえなかった。
なかなか受診する時間がないのに!」
という方もいます。
この方は、目薬の本数を多めに処方してもらって、
受診間隔をあけたい患者さん。多忙な方です。
このように、
目薬ひとつとっても患者さんの要望はさまざまです。
市販の目薬は、眼科で処方してもらう目薬より
容量が大きくなっています。
処方薬の目薬は、5mLの容量が主流。
たまに、2.5mLやその他もあります。
一方、市販の目薬は、15mL前後が主流です。
言ってみれば、市販の目薬は、
眼科で処方してもらう目薬の3倍の容量です。
■ 最大容量20mL「ロートゴールド40」
ロートゴールド40は、中高年向け目薬です。
40は、40代という意味ですが、
私はどんぴしゃりの年代です。
以前、
中高年向け目薬の製品名に「40」をつけるのは、
使用年齢を限定している印象を与えるので
医薬品としてふさわしくないと言われましたが、
今ではすっかり定着しています。
個人的には、このくらいの表現は
差し支えないと思っております。
大人のチョコレートとか、
大人の炭酸とか、そういうイメージで、
選びやすくてよろしいのではないでしょうか。
食品と一緒にするな!と怒らないでくださいね〜。
ロートゴールド40は、20mL。(2011年6月16日発売)
眼科で処方してもらう目薬の4本分の容量です※。
※ 20mLは、一般用眼科用薬承認基準の最大容量
しかも、
6つの有効成分が、市販薬として最大濃度配合。
効き目感のある
ゴールドのパッケージ。
●角膜に多く含まれるアミノ酸、タウリン 1%
●ピント調節作用のある、ネオスチグミン 0.005%
●血行を促進する、ビタミンE 0.05%
●新陳代謝を高める、ビタミンB6 0.1%
●目の細胞呼吸を高める、L-アスパラギン酸カリウム 1%
●かゆみや充血などをしずめる抗ヒスタミン成分
クロルフェニラミンマレイン酸塩 0.03%
ボトル1本 20mLの容量も最大なら、
6種の成分すべてが、市販薬として最大濃度です。
緑内障などの持病のない疲れ目の方には、
お奨めしやすい製品です。
(なお、成分濃度が最大というのは、
他の製品にもよくあることです。)
開封後は、30度以下の室温で保存。
まつ毛がふれるなど細菌汚染されないように気をつければ、
開封後2〜3カ月使えます。
その後は、中身が余っていても捨てていただきます。
ある日、
疲れ目の男性にオススメの目薬を聞かれました。
「ロートゴールド40は量もたっぷり・・・」と
紹介しはじめたところ
「いやいや、多すぎる。
たくさん余らせて捨てるのがイヤだ」
ときっぱり断られました。
結果、次におススメした
2倍のお値段の目薬を買って行かれました。
いや、世の中、いろんなニーズがありますね〜。
(^_^;)
「たくさん余らせて捨てるのがイヤ」という理由で
振られたのは初めてでした。
年配の男性でしたから、
日本人の「もったいない精神」が働いたのかも。
一方、引き続き第1類となるのは、4件。
● 肝斑改善薬のトラネキサム酸配合剤(内服)→ トランシーノ(第一三共)
● 禁煙補助剤のニコチン(貼付剤) → 貼るタイプの禁煙補助剤
● 膣カンジダ治療薬のミコナゾール(膣錠)→ メディトリート(大正製薬)
● 殺虫剤のジクロルボス(樹脂蒸散剤)―バポナ殺虫プレートなど(アース製薬)。
このうちトランシーノは、漫然と長期使用した場合の塞栓症の懸念が否定できない(血栓傾向のある人は血栓を安定化させることがある)ため、薬剤師が必ず関与する第1類薬のままに。
※血栓傾向がない人にとっては、トラネキサム酸は比較的、副作用の少ないおだやかな成分。
ニコチンは、そもそも毒物であるため注意が必要で、副作用の発現頻度の高さ、徐々に投与量を減らしていくなど使用法も単純ではないため、第1類のままに。
ミコナゾールは、膣カンジダ再発の薬なので、第1類のままに。
ジクロルボスは、劇薬からは除外されることが決まったが、家畜への危険性など長期的な影響の観点から第1類のままに。
ということで、今回は、レディガードコーワだけが、「1類」から「指定2類」へ変わるのです。
1類のガラスケースに置かれている、レディガードコーワを横目で見るたび、
「あっち(売り場)にバイバイだね・・・」とさみしく思う私です。
※ 平成24年8月19日〜25年8月18日までが経過措置